無電柱化促進
事業背景
道路の防災性向上、安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成、情報通信ネットワークの信頼性の向上、観光振興等の観点から、国の方で昭和61年度から「電線類地中化計画」が始まり、現在は「無電柱化に係るガイドライン」に沿って無電柱化事業が推進されております。
無電柱化事業の目的・背景(物流ネットワークの確保) 出典:国土交通省
無電柱化事業の効果 出典:国土交通省
概要
道路の地下空間を活用して、電力線や通信線などをまとめて収容する電線共同溝などの整備による電線類地中化や、表通りから見えないように配線する裏配線などにより道路から電柱をなくすために弊社では対象路線の抽出から、測量、電線共同溝設計などを行っています。
電線共同溝・地上機器・変圧器内蔵型照明灯の設計例
弊社の特徴
管理道路の中で優先的に整備すべき路線の選定検討や、最適な工法をVRなどの分かりやすい形で提案する事ができます。また、地上機器の有効活用としてのデジタルサイネージのデザインや、地下埋設物を3次元で見える化する取組みも行っています。
発展性
国土交通省は、2020年度から2025年度までの5年間で、全国でおよそ4000キロの区間の電柱を無くす新たな計画をまとめ、国土強靭化を推し進める中で、今後ますます進む事業となります。
福岡市における実証実験事業「FUKUOKAモデル」などの実績を活かし、防災や快適な通行空間などの観点から地域に貢献できればと考えています。