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社員のコト

東亜建設技術株式会社で活躍する社員をご紹介します。
自身が大切にしていることや、仕事のコト・やりがい、将来の姿、趣味などを聞いてみました。

社員紹介

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  • H.Yさん

    H.Yさん

    入社4年目 計測調査

    建設系専門学校 測量技術情報科出身

    ガッツは誰にも負けない、今流行りのソクジョ
    測量かっこいい!と入社を決め、今やチームのムードメーカー的存在

    採用担当 Y.Y

    計測グループの若手でもひときわ目立つYさん。
    人生のコンパスやモットーは何ですか?

    H.Yさん

    コンパスは福沢心訓七則さん、相田みつをです。
    人生のモットー…そうですね、「天真爛漫」と「習うより慣れよ」ですね。
    なんでも自然体でトライしていこうとは思っています。

    採用担当 Y.Y

    たしかに。私から見るとYさんは「天真爛漫」です 笑
    休みの日は何をしているんですか?

    H.Yさん

    好きなものはサブカル、新しいお店の開拓、BBQ、バッティングセンター、ドライブとかなので、休日はそれらに時間を割いたりしています。でも一方で睡眠やストレス発散、自分を客観視する時間も大事にしたいと思っているので、予定を入れずに自分と向き合うゆっくりした時間も持つように心がけています。

    採用担当 Y.Y

    そういう時間があるからこそ、仕事で新しい挑戦ができるのかもしれませんね。
    Yさんの仕事についても少し詳しく知りたいです。

    H.Yさん

    単にかっこいいなと思って専門学校に入りました笑 いざ仕事すると奥が深い。まだまだ勉強の日々です。

    私の所属する計測調査は、測量業務を基盤としており、その中でも「3D推進」という三次元測量に特化したグループなんです。「UAV(ドローン)」や「地上レーザ(レーザの反射で構造物を立体化し点群に起こすことができる機器)」等を使用し、点群から三次元の平面作成や実測困難な箇所の計測を行います。
    お客様のご要望に沿いつつ、+αで仕事をしようとする姿勢で業務に邁進する先輩方を見ながら、新たな挑戦をする姿勢を忘れないよう作業に取り組んでいます。

    採用担当 Y.Y

    お客様の期待を超えていこうとする姿勢!TOAの目指す人材を体現してくれていますね。

    今の仕事にはやりがいを感じていますか?

    H.Yさん

    弊社の魅力でもありますが、自分たちのグループは測量業界の新しい分野に挑戦できます。
    新規計測機器を取り入れて進める作業は、不明な点も多々あり手探りな部分も多いですが、その反面、誰の意見でも貴重なものとして聞く風土があり,自分の意見が取り入れられたときはやりがいを感じます。
    また作業時間の効率化提案や新しいソフト導入の意見等も年齢に関係なく議論ができます。
    また、年齢に関係なく接しやすい先輩が多いためか、チーム全員が協力して意見を出し合いながら進めていく作業も、和気藹々とした雰囲気の中で行うことができています。

    採用担当 Y.Y

    チームで議論ができるって大切ですよね。自分の意見が取り入れられると、次への意欲にもつながりますよね。
    最後に将来について教えてください。これからやりたいことやなりたい姿はありますか?

    H.Yさん

    現場に出て経験を積むのはもちろんのこと、様々なソフトや機器を有効活用し、これからの測量に対応していくことができる自分自身の地盤を作っていきたいと思います。
    そのためにも、資格取得や基盤となる測量についての知識向上を目指したいと思っています。

    採用担当 Y.Y

    Yさんの向上心はきっと会社にとっても大きな財産になると思います!
    これからも技術向上目指して頑張ってくださいね!

    先輩社員の一日の流れSchedule
    9:00
    メールチェック
    9:30
    実測現場へ出発
    11:00
    現地で計測
    13:00
    データ整理
    17:00
    図面化作業
  • T.Sさん

    T.Sさん

    入社3年目 計画設計

    社会デザイン工学科出身

    「道路は任せて!」と言えるよう、父親と同じ年の先輩の元で日々修行中。
    成長したからこその悩みに直面中!?

    採用担当 Y.Y

    現在の仕事は何を担当されているんですか?

    T.Sさん

    主に県や市区町村が発注する道路の設計を行っています。
    道路のルート検討から詳細な設計までを一貫して設計を行うため、対象業務の特徴や条件を深く考える必要があり、とても勉強になります。
    また、道路付属物(標識や土工構造物等)の調査・設計・電線共同溝設計も行っています。

    採用担当 Y.Y

    道路設計といっても様々な案件があると思いますが、その中でも好きな仕事はありますか?

    T.Sさん

    道路のルート検討の業務が好きです。
    対象地域の特性や利便性、道路工事の経済性等様々な条件を考慮して、住民の方がより快適に使えるルート案を考えます。
    自分の意見を織り込めるところが楽しいと感じています。

    採用担当 Y.Y

    自分が考えたルートが採用されて、地域住民の方の生活に当たり前に役立っていく、やりがいのある仕事ですね。

    T.Sさん

    そうなんです。
    そんな道路の設計に携わって、実際にそれが施工され完成した姿を目にしたとき、「世の中の役に立ったんだ」とか「これから役に立っていくんだ」と感じることができて、すごくやりがいのある仕事だと思っています。

    採用担当 Y.Y

    自分の仕事が誰かの役に立つことを感じることができるって、うれしいですよね。
    S さんは入社3年目ですよね。技術者として、これからやってみたいことやなりたい姿はありますか?

    T.Sさん

    道路の設計でも用水路・河川・土質・橋梁など構造物の知識が必要になる場面が多く、総合的に判断をして設計する必要があります。
    そのため、分野にとらわれない技術力を身に付けた技術者になりたいと思っています。
    また、発注者は国・県・市町村などですが、実際に利用するのは市民の方なので、利用者の立場にたった設計を提案していけたらと思っています。

    採用担当 Y.Y

    利用者の目線を大事に。。技術者としては大切なことなのかもしれませんね。
    一日でも早く一人前に技術者になることを期待しています!

    先輩社員の一日の流れSchedule
    9:00
    メールチェック/作業進捗確認
    10:00
    図面作成
    12:00
    社内でランチ
    14:00
    客先と打ち合わせ
    16:00
    他部署と打ち合わせ
    17:00
    協議簿作成
  • K.Sさん

    K.Sさん

    入社3年目 まちづくり

    産業理工学部建築デザイン学科出身

    ファーストキャリアの苦い経験をバネに、当社でキャリア形成を計る真っただ中。
    クールにコツコツと仕事をする姿から刺激を受ける社員がいるとかいないとか。

    採用担当 Y.Y

    先日資格試験に合格されていましたよね!
    仕事と資格試験の勉強の両立は簡単じゃなかったと思いますが、どういうスタンスで臨んでいたんですか?

    K.Sさん

    明日やろうは馬鹿野郎ですね(笑)
    今日できることは今日やろうと思っていたので、通勤時のバスの中でもテキストを開いて勉強していました。

    採用担当 Y.Y

    さすがですね!結果が出て私もうれしいです。おめでとうございます!次の上位資格取得も期待しています。

    そんなSさん、今の仕事について教えてください。

    K.Sさん

    主に各市町村の公共施設を大規模に改修することで、建物をより長く持たせ、効率的な施設の管理と財政面を緩和する長寿命化計画の策定を行っています。
    公共施設にも様々あり、学校施設、住宅、公民館、病院、公園…などがあります。
    市町村の保有する公共施設の規模、劣化状況を把握した上で将来必要となる施設は計画的な改修・更新等を行い、一方で需要の少ない施設は用途廃止や集約化を計画することで現在深刻化している人口減少問題や少子高齢化問題に対応した計画を策定します。

    採用担当 Y.Y

    まちづくりの仕事といっても、そういったすでにあるものを守っていく仕事やより時代にあった価値を提供できる施設に生まれ変わらせる仕事もあるんですね。施設を使う人の顔が思い浮かぶような仕事かなと思いますが、仕事に対してやりがいに感じている点はどんな事ですか?

    K.Sさん

    根本的な話になりますが、お客様と真剣に向き合っていく中で質の高い計画を作成することができ、感謝の言葉をいただけた時や長い時間をかけて作成した資料や計画が採用された時はとてもやりがいを感じます。
    また、私は長崎県出身なのですが、業務の中で地元の計画の策定に携わらせていただいたことがありました。
    長崎県で働いていなくても、地元に少しでも貢献できていると感じることができとても嬉しかったです。

    採用担当 Y.Y

    お客様の役に立てたときはどんな仕事でもやりがいに感じることは多いですよね。

    ちなみに私も長崎出身です!TOAは九州愛、地元愛が強い人は多い気がします。
    最後に将来について教えてください。
    これからやりたいことやなりたい姿はありますか?

    K.Sさん

    今後は技術士や一級建築士の資格取得を目標にしています。
    技術士を取得することで、今まで担当として行っていた業務を管理技術者としてメインで行うことが出来る様になります。
    また、一級建築士を取得することで、まちづくりグループの仕事の幅をより広げることが出来るようになります。
    現在、取り組んでいる計画策定業務以外にも建築分野に特化した建築設計業務等の様々なことに携わっていきたいと考えています。

    採用担当 Y.Y

    資格を取ることで自分もチームもできることが増える!ということですね。
    比較的若いメンバーが多いチームでもあるので、みんなで切磋琢磨して技術を磨いていけるといいですね!

    先輩社員の一日の流れSchedule
    9:00
    メールチェック
    10:00
    データ整理
    12:00
    社内で昼食
    14:00
    現地調査
    16:00
    調査内容まとめ

クロストーク

Cross talk
  • T.M

    建設コンサルタント / 河川防災グループ副部長

    河川防災のスペシャリスト。当領域の変遷を知る唯一のメンバー。2019年より現職。

  • T.O

    取締役

    イノベーション事業部、営業推進室、ICTコンサル責任者を経て2021年7月より現職。

  • H.Y

    計測調査/副部長

    3D推進、空間情報チームを率いたのち、計測調査グループ全体の統括し、当グループの未来を描く。2021年より現職。

建設コンサル業界の過去と現在

マネージャー陣は当時のことを次のように思い返す。

T.O

入社当時は3カ月も休みなく働いていて、「これが建設コンサル業界か」としみじみ感じていました。

H.Y

昔は徹夜をしたり、土日に働くのも当たり前。当時は何の違和感もなく、それが普通だと思っていましたよね。

入社当時はこのような働き方に疑問を抱くこともなかったという。

T.M

入社した年が一番残業した記憶がありますね。でも、それからは徐々に楽になってきました。

その理由は仕事に慣れたからというわけではないらしい。アナログからデジタルへの移行である。

H.Y

入社したときはチームに1台しかパソコンがありませんでした。図面だけでなく、報告書も書類も手書き。そりゃ時間もかかりますよね。1人1台のパソコンが持てるようになり、CADを導入した後は、業務時間が短縮できるようになりました。ちょうど、働き方が変わる時期だったんですね。

業務のデジタル化を経て、当社の働き方は少しずつ変わっていった。
デジタル化によって削減できた業務がある一方で、コンサルティング能力やコミュニケーション能力が求められる事が増えた。

人手不足は民間だけではない!?必要なのは前に進む力

コンサルティング能力が必須になったのは、取引先の人員不足にも一因があると言う。例を挙げるなら、公共事業の受注だ。

T.M

昔は役所からの指示に合わせて設計をしていればよかったけれど、今は違いますよね。

H.Y

ひと昔前のようにスムーズにはいかなくなりました。専門知識や経験の浅い担当者が増えたことで、すべて当社に任せられることが多くなりましたよね。

公務員の人員削減により定期的な人事異動が必要になった結果、門外漢の担当者と仕事をする機会が激増したのだ。

T.M

昔のようにひたすら作業をこなすような仕事ではなく、解決策を示すために情報収集したり、考える時間が多くなりました。

H.Y

そういう意味では業務のボリュームが増えましたよね。

プロジェクトを成功させるためには、これまで以上に動かなくてはならない。すべてを任されるのは責任が重く、入念な準備も必要になる。業務の効率化が進んだ今でも、この業界はハードワークであると言われる所以だろう。

また、不測の事態が起こることもある。それは、「災害」。

T.M

20、30年前よりも災害に関する業務が増えましたね。予定にない業務が入るうえに、時間に余裕がないからバタバタすることも多い。この点は昔と比べてハードになりましたね。

大手との違い

T.O

うちは地方の一企業ではありますが、九州の中では高い技術力を持った会社だと思います。

と、マネージャーに限らず、多くの社員が自負している。
他社からの評価も高く、「案件を受注したのはいいけれど、自社でこなす技術力がないからと当社に声がかかることが多い」と、一目置かれる存在のようだ。

T.O

当社は大手企業と同等の技術力を持った地場業者というポジションを目指しています。でも、働き方は大手のほうが当社よりもハードだと思います。受注力の差があるし、大手企業の方が案件の規模は大きいことが多いですから。

T.M

大手には技術者の数が多いけれど、1人あたりの仕事量も多いですね。

会社の規模が大きくなればなるほど、ハードワークになると肌で感じているようだ。
また、テレワークについても、当社は大手企業に引けを取らないだろう。
大手企業ではテレワークを推進しているところも多いが、当社でもテレワークを実践している。

H.Y

決められた業務を会社でやるか家でやるかの違いだけですから、うまくやれていると思いますよ。どちらかといえば、余計な声がかからない家のほうが効率が上がるというパターンも多いようです。また、始業前や昼休みに家事や育児ができるから家庭内の雰囲気もいいという声を聞きます。

と、テレワークは社員からも好評のよう。
しかし、メンバーを束ねるマネージャーの立場から見ると、難しいと感じる部分もあるようだ。

T.M

リモートで仕事をしてもらう場合は、対面とは違う管理の仕方をしなければならないと実感しています。

テレワーク中のメンバーの働きを評価するのが難しい点に課題を感じながらも、働きやすさを追求するためにはテレワークの機会を増やしたいと考えているようだ。

あるべき姿とその実現に向けて

現時点での働き方はおおむねうまくいっているとマネージャーたちは感じているものの、社員がいきいきと働くためには、もっとやれることがあるのではないかという思いもある。

T.O

その日の成果を上げれば、予定を前倒ししてまで業務を進める必要はないと思うんです。もちろん、工期が遅れていたら進めなくてはいけないけれど、予定通りなら問題ない。余裕を持って働いてもいいのではと思うのですが、それを会社のルールにするのは難しい。

H.Y

いろんな考え方の人がいますからね。例え仕事が終わっていても、定時に帰りづらいチームがあるのも現実ですし。最新技術を持っているとうたっている会社なのに、業務管理が昔のままの部分もある。

T.M

新しく立ち上がったプロジェクトでは、目標や工数を意識して業務プランを組んでいるが、従来からのプロジェクトは手つかずなのが現状。新しいほうに注力するばかりではなく、従来からの業務の見直しも必要ですよね。

理想とするのは時間に縛られて働くのではなく、仕事に対する達成感が得られる職場。そのためには、チーム間の垣根をなくして協力体制を整えたり、管理職とメンバーの座席を切り離してメンバー同士で切磋琢磨する機会を設けてはどうかなど、様々なアイデアが飛び出した。
働き方改革のファーストステップは、管理職の意識改革から。

  • O.M

    建設コンサルタント / 河川防災グループ

    大学院では環境システムを専攻。入社3年目。河川防災チームで防災マップ等を担当し経験を積んでいる。

  • M.T

    建設コンサルタント 部長

    入社24年目のベテラン。マルチな技術者として、建設コンサルタントチームを指揮している。

  • Y.H

    建設コンサルタント / 構造グループ

    大学では都市基盤デザインを専攻。入社5年目。若手を引っ張りつつ、自らも技術者としての経験を積んでいる最中。

なぜ当社の技術者はマルチな技術者を目標としているのか?

地方や地域が抱えている問題や課題は年々複雑化・多様化している。
そのため、まちづくりのコーディネーターとして総合的なコンサルティングサービスを提供する当社が手がける案件は多岐に渡る。
このような環境の中で、「いつの間にかマルチな技術者になっていた」と話すのは、建設コンサルタント部門を率いるマネージャーだ。

M.T

社員数の多い大手企業にはさまざまな案件が集まり、社員は分業化して対応しています。しかし、地方の中小企業である当社には、大手のように分業化できるほど社員数は多くはいません。それにも関わらず、いろんな案件が舞い込みます。だからこそ、当社の技術者はいろんなことを知っておく必要があるんです。

O.M

たしかに、ひとつの案件でもいろんな分野が絡むことが多いですよね。

若手社員たちもマルチな技術者を目指す必要性を感じているようだ。

現実と葛藤

入社2年目の若手社員は次のように語る。

O.M

まだひとつの分野しか経験したことがないのですが、自分はいろんなことを知りたいタイプ。ゆくゆくはマルチな技術者になりたいです。

一方で、入社5年目の社員はマルチな技術者になることの憧れを持ちながらも次のように語る。

Y.H

複数の分野に手を広げた分、ひとつの分野が浅くなってしまうのではないでしょうか。

技術者として現在の業務に注力し、やりがいも感じているがゆえに、新しい分野にチャレンジする余裕がないという現状もあるようだ。

そんな若手社員をマネージャーは「焦る必要はない」と励ます。

M.T

自分が入社5年目のときは、まだまだマルチな技術者とは言えなかったよ。新しい分野にチャレンジするのには時間がかかる。でも、1度やってみればその次の機会にはもっと早くこなせるようになる。たとえ専門分野は違っても、流れは同じだから他の分野にも経験は活かせるはず。

当社ではひとつの案件に取り組む際にも複数分野の知識が必要になるシーンは少なくない。専門をわけて業務にあたっていたのでは、後々つじつまがあわなくなってしまう危険性もあるとマネージャーは指摘する。

どうしたらマルチな技術者になれるのか?

マネージャーは失敗すらも成長の糧にしてきた。

M.T

自分がマルチな技術者になれたのは、仕事を選ばずに案件を受け続けた結果だと思う。そして、もちろん失敗もたくさんしてきたけれど、やれば次につながるでしょう?一度案件を受けると、新しい案件がどんどん入ってくる。大変ではあるけれど、それが楽しくもある。期待されていると実感して、モチベーションもあがるしね。

積極的な姿勢がマルチな社員になるための良いスパイラルを生み出していたようだ。

M.T

ひとつの分野を極めてから次の分野にチャレンジすべきか、最初からいろんなことをやってみるのがいいかは人それぞれだと思う。性格や能力によって、手を広げるベストなタイミングは違う。

Y.H

そもそも、マルチってどこまで手を広げたらいいんでしょう? 専門を広くすると知識が浅くなってしまうのでは?

M.T

今の業務を軸にして、ある程度の基盤ができたと思ったら、それに近い別の分野にチャレンジしてみるといい。少なくとも2つは必要。3つの分野に精通できればいいのではないかと思う。

マルチな技術者になるためにはどうしたらいいのか? その方法は人それぞれであり、答えはまだ見つかっていない。

資格は必要。欲しい会社のサポートは?

マルチな技術者であると判断する材料として、資格取得は無視できない。

O.M

資格試験の受験資格には実務経験が定められているものもある。まだ経験年数が足りないため資格が取りたくても試験にチャレンジできないのですが、今はどうしたらいいでしょう?

M.T

まずは、自分の専門分野だけでなく、他の分野のことを気にしながら業務に取り組むことかな。そうすれば自ずと広い視点が持てるようになるはず。

O.M

違う分野のプロフェッショナルを集めた、様々な専門知識を持つ人の中で勉強したいです。

現状では、若手社員が専門外の分野について質問がしたくても、誰がどのような分野に特化しているかわからなかったり、他部署のメンバーに質問しづらいという課題が明らかに。部署の異動や他部署案件を経験する機会を設けるなどの取り組みも必要だ。

マルチな技術者=何でも屋さん、ではない

自他ともにマルチな技術者であると認めるマネージャーはこう明かす。

M.T

マルチな技術者とは言っても、全部自分で直接仕事をしているわけではないよ。例えば、点検、補修、設計のすべてを自分でやるのではなく、ある程度は協力者に依頼して自分の仕事を分散させる。もちろん、お客さんに納品するのは自分だから、そのすべてを理解して説明できるようにはなっていなければいけない。

マルチな技術者とは、視野を広く持って、幅広く助言し、マネジメントできるスキルがある人のことを言うのだ。
ひとつの分野に深く取り組むのも大切なことだが、様々な案件に関わってスキルの幅を広げることも技術者としては必要。
マルチな技術者になるための方法に、これだ!という明確な答えが出ることはないかもしれない。
しかし、当社にはマルチな技術者を目指せる環境があるのは確かだ。在籍している社員はもちろん、これから新しく加わる未来の仲間も、当社に腰を据えてキャリアを形成してほしい。

Recruit

採用情報

常に時代の先を見極める、自ら考える、未来に必要な技術を提案する、そんなあなたの挑戦をお待ちしております。